市会議員 田中ひろきの「市政報告」 2月号

中学校給食視察(in 京都市立下京中学校)

 2月1日(金)、民主党大阪市会議員団で京都市立下京中学校を訪問しました。
平松市長が選挙時に「中学校給食の実施」を公約に掲げていたことから、ご存知の方も多いと思います。
現在大阪市内129の市立中学校のうち12校が学校給食を実施していますが、
その12校の給食も廃止、今年の4月からは民間のお弁当を学校内で販売することになります。
今後、12校のみならず全中学校で「民間のお弁当」か「家庭のお弁当」かを選ぶ、
選択式の『中学校給食』に移行する予定であるので、他都市ではどのように運営されているのかを視察に行って来ました。
 まず下京中学校の印象。「…すごい!こんな中学校あんねんなあ!!」
昨年4月、5つの中学校が統合し新設されたそうで、まず、モダンな造りに驚きました。
屋上には照明設備付きの運動場と庭園、武道場や茶室もあり、素晴らしい教育環境でした。
 そして、メインの『中学校給食』について。教育委員会の方から、説明を聞きました。
京都市では全75校の内、70校で「校外調理委託方式・選択制」の『中学校給食』を実施、3校で
「全員給食制」、1校で「牛乳のみ供給」、未実施は1校のみです。委託業者は2社3工場、
1食260円で一ヶ月ごとに「お弁当」を申し込むそうです。利用率は約30%。
「栄養管理・物資管理・衛生管理」には細心の注意を払っているとのこと。肝心の味の方はというと、
節分メニューで「いわしのかば焼」だったのですが、大変美味でした。
 「中学校給食」については、様々な意見があると思います。
「家庭の弁当は母親の愛情」「弁当を持参できない子の栄養バランスを考慮すると給食」など。
どの意見も納得できる所はあると思います。僕自身の考えを述べると、
大阪市でも「校外調理委託方式・選択制」の『中学校給食』を導入すべきです。
僕の生まれ育った家庭は裕福でなく両親が共働きであったため、母親が毎日お弁当を作ることは大変だったと思います。
「母親が楽できるからお弁当」というわけではないですが、時間と手間をかけて弁当を
作れる家庭ばかりではないと思います。弁当を持参したくても出来ない子を考えると選択制でも『学校給食』を
実施すべきだと思います。確かに大阪市の財政状況は厳しく、新たに施設を造るとなると莫大な予算が必要
でしょう。そこでPFI方式(公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を
活用して行う手法で、千葉市で実施されています)を取り入れたり、また、現在の市立小学校の給食調理室を
利用したり、方法はあると思います。
 賛否両論の『中学校給食』。みなさんはどう思われますか?

弁当の配膳室ですレクの模様お弁当です

西区の雨水滞水池築造工事について質疑(1月25日)

 1月25日(金)、建設港湾委員会において、西区北堀江の雨水滞水池築造工事について質疑しました。
雨水池は、大雨時に降雨初期の下水を一時的に貯留する施設で、木津川の水質改善を目的としています。
「下水を貯留する施設」であり、さらに地域住民に十分な説明をしてこなかったことから、何度も建設中止や
工法変更を求める陳情書が大阪市に提出され、反対運動が起こっています。
大阪市としては、「下水処理場ではなく、臭気や工事の際の騒音には万全を期している」「工法の変更には
現在の事業費約40億円に加えて、約30億円が必要となる」ことから、地域住民の理解を求めてきました。
 今回の陳情書も工法の変更を求めるもので、大阪市の地域住民への対応に厳しい指摘がありました。
「田中ひろき」は委員会において、
「地域住民は大阪市にたいして相当の不信感を抱いている。地元の方々との話し合いが今年になって
始められているとのことだが、なんとか関係を修復できないものか?工法変更による事業費の増は
市民の負担になることは理解できるが、近隣の住民にとっては、十分に納得のいく説明が無ければ
なかなか理解してもらえないのではないか?」と述べ、
さらに「『下水処理場ではない』とわかりやすく丁寧に説明し、周辺環境への配慮や上部利用の提案をすべきである。
周辺に住まわれている方に比較的若い層が多ければフットサル場やテニスコート、比較的高齢の方が
お住まいであれば、ベンチや自然があって憩いの場となるような公園など住環境にとってプラスとなる施設が
できるとなれば地域住民の感情も和らぐのではないか?
勿論、工事中の騒音や臭気に対しても万全な対策をとる必要がある」
と大阪市に対して、地域住民との和解に向けて、強く要望しました。

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