会派視察 in 東京(7月4日)
給食の運搬
和田中学の校門です
7月4日(金)、所属する民主会派で視察に行きました。行き先は東京。今回の視察では
①親子方式の『中学校給食』(調布市)②放課後の校舎を利用した塾による『夜スペ』(杉並区)の二ヶ所を廻りました。
まず①の親子調理方式の『中学校給食』について『中学校給食』については会派が実施に向けて取り組んでおり、また僕も今まで「市政報告」で取り上げてきました。今回の視察では、『親子調理方式』による『中学校給食』を実施している調布市に行って来ました。
『親子調理方式』というのは調理室を有する小学校で給食を作り、それを近隣の中学校に運搬するというものです。給食調理と給食配送業務の両方、民間業者に委託しています。
給食代は一食310円、弁当との選択制ですが、なんと約97%の中学生が給食を申し込んでいます。
小学校・中学校の校舎を給食運搬のために改装するなどの初期投資が必要になりますが、栄養のバランスや生徒の家庭事情等を考慮すると、「大阪市でも実施できるし、しなアカンのちゃう?」と思いました。
②の『夜スペ』はマスコミで何度も取り上げられているので、ご存知の方も多いと思います。
『夜スペ』は、民間の学習塾が放課後の校舎を利用して行う授業で、当初は受験難関校に生徒を進学させるため、トップクラスの生徒を対象に平成20年1月にスタートしました。その後、希望者が多数でてきたため、視察の前日の7月3日に成績の良し悪しに関係なく、『夜スペ』が改めてスタートしました。
授業時間は夜の7:00から9:45で月水金土の週4日間。授業料は月24000円で生活保護を受けている家庭の生徒は半額だそうです。杉並区の中学3年生の約7割が学習塾に通い、年間平均100万円の授業料を払っているということを勘案すると格安といえます。
何よりも驚いたのが、この『夜スペ』を実施するにあたり、学校側が運営に全く関わらず、地域の方々で構成する『地域本部』なるものが運営しているということです。
それこそ夕飯の準備から、授業後の送迎まで。この『地域本部』は和田中学校のOBや現役の保護者の約40人ほどで構成されているのですが、「地域の力で和田中学を良くしたい」という思いで『夜スペ』が成り立っています。
校長先生は「教育評論家など、いわゆる『保守的教育者』から多くの批判がありますが、私は自説を曲げないで続けていきたい」と述べ、民間企業出身者らしく、しがらみが無い真っ直ぐな姿勢には好感が持てました。
今回の視察で感じた事は、新しい思い切ったことをするには、大変な勇気と労力が要るということです。
何をするにも、少々の批判を押し切るだけの精神力が必要ですね。
