会派視察 in 横浜(4月9・10日)

赤レンガ倉庫 4月9・10日、会派で横浜視察に行って来ました。大学の2年間は横浜市港北区日吉の校舎での受講のため、横浜市に住んでいました。久しぶりの『帰郷』です。
相変わらず町並みが美しい…。神戸とよく似た雰囲気ですね。
今回の視察は①横浜市の小中一貫教育の効果と②横浜港の現状の2点について学んで来ました。

コンテナターミナル まず①小中一貫教育について。
大阪市では平成23年度から小学校299校と中学校130校の市立小中学校全429校で小中一貫教育が始まります。なぜ「小中一貫教育」なのか?
それは義務教育9年間を持続させる事で、小中学校間のいわゆる『中1ギャップ』から生じる不登校問題等、今日的な児童生徒指導上の課題の解消を目的としています。
『中1ギャップ』とは、小学生から中学1年生になったとたん、学習や生活の変化になじめずに不登校となったり、いじめが急増する現象です。
その具体的な取組として横浜市では、今年度より小中一貫教育推進ブロックを全市展開し、小中一貫カリキュラムに基づく授業を行います。
さらに、①中学校教員が小学生への専門的指導を行う。②小学校の修学旅行に中学教諭が参加する③児童生徒指導担当教員の交流促進④小中合同行事や部活動体験入部などを行います。
平成20年度より、いくつかの学校で「小中一貫教育」が始められましたが、早速、不登校率が半減するなどの効果が現れているそうです。
今後、大阪市が「小中一貫教育」を実施する際に重要なのは、行政主導で進めるのではなく、情報公開を行いながら、市民協働の理念に沿った取り組みを行う事であり、今回の横浜市の例はたいへん参考になりました。

 続いて、②開港150周年イベントを控える横浜港の現状について。
1859年の開港から150年を迎える横浜港。その博覧会が未来への『出航』をテーマに、この4月から半年間、開催されます。
そこで今回、再整備が進んでいるメイン会場である『象の鼻地区』とスーパー中枢港湾に指定されている横浜港コンテナターミナルを見て来ました。
『象の鼻地区』とは、横浜港開港にあたり造成された二つの波止場の内、東波止場が湾曲した形であったため、名づけられたものです。左手に赤レンガ倉庫があり、魚釣りができる堤防やイベント開催のための広場など、市民の憩の場としての整備が進んでいました。市の中心地から近く、集客に適した環境で、博覧会への期待の大きさが市の職員からの説明から伺えました。
横浜港コンテナターミナルは一言で表すと「デカイ!」 横浜港は、東アジア地域の急速な発展の伴い国際コンテナ航路の拠点をめぐる国際競争力が激しさを増す中、国策である『スーパー中枢港湾』に指定されました。
『スーパー中枢港湾』とは、アジアの主要港湾を凌ぐ港湾コストと時間コストの実現を目指す港湾を育成することによって、相対的地位が低下している日本の港湾の国際競争力強化を図る国土交通省の構想です。
大阪港も『スーパー中枢港湾』の指定を受け、本年の供用開始を目指し、整備が進んでいます。

 横浜市は中田市長のもと、大胆な行財政改革の推進に成功した自信と東京に次ぐ『第二都市』という自負が役人の説明から窺い知れました。また町並みを散策しても活気が溢れ、他都市の人が「住みたい」と思うような雰囲気でした。大阪市も負けていられませんね。

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