行政視察 in 北海道(11月12・13日)

市役所 11月12・13日と、所属する財政総務委員会で北海道札幌市と恵庭市に行政視察に行ってきました。今回の項目は

  • 行財政改革の取り組み状況について(札幌市)
  • 市有施設へのネーミングライツの導入について(札幌市)
  • 市民活動支援制度「えにわブーケトス」について(恵庭市)

でした。数日前には雪が降っていたようで、「メッチャ寒いんちゃうの!?」と思っていたのですが、意外と過ごしやすい気候で初の北海道で有意義な視察を行いました。

1.札幌市の行財政改革の取り組みについて
説明の模様大阪市もそうですが、どこの政令指定都市でも財政難に直面しており、行財政改革の必要性が叫ばれています。札幌市は、平成19年度時点で見込まれた平成22年度の306億円の収支不足の解消と新たな行政課題に対応する財源を確保するため「札幌市行財政改革プラン」を策定し、一定の効果を挙げています。
主な取り組みは事務事業の見直し・事業の民間委託・市の出資団体の見直し・組織職員数の見直しで、242億円の歳出削減に成功しています。数年来、大阪市でもこれらの行財政改革に取り組んでいますが、国政においてようやく事業仕分けが話題となっているのを見ると、地方自治体のほうが行財政改革の取り組みは遥かに進んでいるとの印象を受けます。
札幌市が行った事で、今後の大阪市が課題とするものが「敬老優待乗車証」の見直しでしょう。札幌市の地下鉄事業は大阪市とは異なり、毎年赤字を計上していることから、「敬老優待乗車証」の一部有料化に踏み切ったわけですが、それほどの混乱も無く、市民の理解を得ているということですが、やはり行政のムダを徹底的に省いて始めて、市民に負担をお願いするのが本筋であると思います。そういう点で、大阪市の「敬老優待乗車証」の有料化については議論を行う時ではまだないと思います。
2.市有施設へのネーミングライツの導入について(札幌市)
これは文字通り、札幌市の施設の命名権を企業に売却するというもので、年額2000万円程度を見込んでいるとのことです。札幌市はこの制度を導入するに際し、市民アンケートを行い、賛成が5割弱・反対が2割弱という結果でした。確かに、少しでも歳入を確保したいとの思いは理解できるものですが、長年市民に親しまれてきた施設の名称が短期間でコロコロと変わる事も予想され、市民にとって「あんな施設あったっけ?」と混乱を招く事もあるのでは?と少し疑問に感じる制度でした。
3.市民活動支援制度「えにわブーケトス」について(恵庭市)
この制度は、支援を希望する市民活動団体の公益的な事業に対し、市民が選択した結果を考慮して団体に支援する制度で、名称は結婚式での「ブーケ投げ」を由来とし、「幸せのおすそ分け」という意味があります。
市民活動への支援金は市民による投票数によって増減します。非常にユニークな制度ですが、大阪市で行うというよりも、各行政区ごとで行うとちょうど良い制度かもしれません。ただ、市民税納税額の1%の使い道を5%の市民(投票者数)が決定することに視察団から異論もありました。

コメントはまだありません

コメントはまだありません。

このコメント欄の RSS フィード

コメントフォームは現在閉鎖中です。